【動画】バストアップに効く!バストをキュッと引き上げる「胸のストレッチ」で巻き肩を解消
2020年05月22日NODOKAの美BODYエクササイズ#2「胸のストレッチ」
年齢を重ねるごとに変化していく女性のカラダ。
バストを支える皮膚や靭帯は加齢とともに伸びて緩みやすく、どんどん下がってしまいます。人には相談しにくい悩みだからこそ、「仕方がない」と諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バストをキュッと引き上げる胸のストレッチをご紹介します。バストアップを叶えるためには、胸の筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。自宅で簡単に行えますので、ぜひご覧ください。
バストアップをするには、胸の筋肉を伸ばして「巻き肩を解消すること」がポイント
横浜のパーソナルジム「Hi美scus」でボディメイクを担当しているNODOKAさんによると、バストアップをするには胸の筋肉を伸ばし、巻き肩を解消することが大切なのだそう。
「バストを引き上げるには、肩を正しい位置に戻す必要があります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で前かがみの姿勢が続くと、肩が内側に入ってしまいますよね。すると胸郭が狭くなるので、バストのサイズが下がります。さらに胸郭の位置が下がるため、バストトップの位置も下がって形が崩れてしまいます。ストレッチで胸の筋肉を伸ばし、巻き肩を改善しましょう。首や肩の凝りの予防にもなり、深い呼吸もしやすくなりますよ」
1.足を軽く開いて立つ
それではさっそくエクササイズの内容に入りましょう。
▲まずは足を腰幅に軽く開いて立ち、つま先はやや内側に向けます
2.両手をお尻の後ろで組む
▲腕をお尻の後ろに引いて、両手を組みます
3.両肘を伸ばし、胸を開く
▲両肘を伸ばしながら肩を後方に引き、胸を大きく開きます。視線は正面に向けましょう。心地良い胸の伸びを感じながら10秒間キープ。カラダに力が入らないように楽に呼吸をしましょう
4.腕を下ろし、もう一度繰り返す
▲10秒間キープしたらゆっくりと腕をお尻の後ろに戻します。一呼吸置き、もう一度同じように10秒間ストレッチを行います。これで2セットです。慣れてきたらこれを3セット繰り返してください。1日何回でも行えますし、毎日続けると効果を得られやすいです
デスクワーク、スマートフォンの操作を30分以上続けたら、疲れを感じる前に行ってみてください。巻き肩が改善され、上向きのバストに近づけますよ。
巻き肩を修正できれば首や肩の凝りも予防できる
女性特有のバストの悩み。
デリケートな問題なので、人に相談できずに悩むこともありますよね。
バストは本来胸郭の上に乗った状態なのですが、巻き肩になって胸郭が下がると胸郭にぶら下がる状態になってしまうため、皮膚や靭帯が重力の影響を受けて伸びてしまい、その結果バストトップの位置が次第に下がっていきます。
バストアップのためには胸の筋肉を伸ばし、巻き肩を解消して胸郭を引き上げて広げるストレッチが効果的。首や肩の凝り、そして呼吸も楽になるのでリラックスもできます。
ストレッチを続けることで容姿が整うだけでなく、体の不調も改善できるなんて嬉しいですよね。スキマ時間を使って楽しみながら行ってください。
【関連書籍】
『今日から自宅がジムになる 宅トレ』
著者:坂詰真二 発行所:(株)カンゼン 価格:1,540円(税込)
出演:川合のどか
幼少期よりバレエダンスに励む。日本体育大学卒業後は、エアロビクスインストラクターや子供向けの言語・運動療法指導などの経験を経て、パーソナルトレーナーへ転身する。MJカンパニー公認美療メディセリスト、NSCA公認パーソナルトレーナー、ローフードマイスター1級。ダイエットを含むボディーメイク、筋膜リリース・食事指導に精通している。
Instagram:nodoka.k
監修:坂詰真二(さかづめ・しんじ)
NSCA認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。同協会認定パーソナルトレーナー。「ポーツ&サイエンス」代表。横浜市立大学文理学部卒。株式会社ピープル(現コナミスポーツ)で教育担当職を歴任後、株式会社スポーツプログラムスにてアスリートへのコンディショニング指導を担当。1996 年に「スポーツ&サイエンス」を興し、指導者育成、各種メディアを通じての運動指導などで活躍中。『坂詰式正しい筋トレの教科書』『パートナー・ストレッチ』など著書多数。
公式ブログ:トレーナー坂詰真二のスポーツ&サイエンス
撮影協力:Hi美scus