ダイエットや筋トレで重視すべきは「活動量」。運動の強度をあらわす「メッツ(METs)」の計算方法とは
2020年08月12日トレーニングが続かない理由=効果がなかなか実感できない
こんにちは、ライターのくちやまだです。みなさん、筋トレしていますか?
ぼくはちょっとさぼり中です……。
コロナの自粛下は意識的にやっていたんですけど、いつの間にか停滞してしまって……また再開せねば。
『カラダチャンネル』の記事を読んで、モチベーションを上げていきたいと思います。
それで、やっぱりトレーニングが続かない理由を考えたときに、効果がなかなか実感できないということがあると思います。
だから、毎日の効果的なエクササイズを行うことが継続につながりそうです。
漫然とただノルマ的にこなしていても、仕事が忙しかったりすると、すぐにやらなくなってしまいますからね。
そこで、今回はエクササイズやダイエット、トレーニングで重視すべき「活動量」について、ともに学んでいきましょう。
リモートワークの増加で「生活活動」が低下している
「身体活動(physical activity)」とは何か。厚生労働省が「健康づくりのための身体活動基準2013」で、そのことをまとめています。
【参考記事】
・「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について(厚生労働省)
身体活動は、安静時よりもエネルギーを消費するすべての動作のことを指し、大きく2つに分けられます。
・生活活動
・運動
まずは「生活活動」。これは、労働、家事、通勤・通学など、生活に必要な活動のことをいいます。
とりわけ意識する必要のない活動ともいえるでしょう。
もう一つが「運動」であり、体力の維持、向上を目的に行われるものです。
一般的に「カラダを動かしましょう」というのは、この「運動」のことを指します。
はい、ここで一つ、気づいた方もいらっしゃる方でしょう。
これまでは、日々の「生活活動」を基盤にして、そこに「運動」を上乗せして「身体活動」の量を増やしてきました。
ところが、このコロナ禍によって、在宅勤務〜リモートワークが進み、「生活活動」自体も低下しています。
だから、なおさら「運動」が大切になります。
運動でカバーしなければ、どんどん生活活動量は低下していってしまう。今はそんな状態にあることを、まず意識しましょう。
【参考記事】
・運動基準・運動指針の改定に関する検討会報告書(厚生労働省)
メッツの高いトレーニングを意識しよう!
そもそも「身体活動(physical activity)」とは何か。
厚生労働省が「健康づくりのための身体活動基準2013」で、そのことをまとめています。
身体活動量の評価の方法にはさまざまなものがありますが、「活動強度」をあらわすメッツ(METs)を用いて計算する方法が簡単です。
【参考記事】
以下のような数式になります。
エネルギー消費量(kcal) = 1.05 × メッツ× 体重×時間(h)
仮に、体重60kgの男性が1時間の歩行を行ったならば、エネルギー消費量は、どうなるでしょうか。
メッツの数値は、以下のようになります。
・普通歩行を1時間→3メッツ
・ウォーキングを1時間→3.5メッツ
・腕立て伏せ(通常強度)を1時間→3.8メッツ
・腹筋(ややきつめ)を1時間→3.8METs
・スクワットを1時間→5.0メッツ
1時間の歩行は、3メッツですから、189kcal(1.05×3メッツ・時×60g)となります。
やっぱり、スクワットの効果は大きいですね。また再開しないと……。
ただ、スクワットするだけではどうしても続かないという人には、YouTube動画を見ながらのこんなエクササイズもおすすめです。
個人的に最近ハマっています。4分〜8分ほどの動画ですが、けっこうキツイです。
話題の「タビワダンス」動画はメッツの高いエクササイズとして最適!
▲1400万回再生されたお腹の脂肪を落とす100回スクワット!10回×10種目!(MuscleWatching)
▲【本気の4分】【飛ばない】鬼滅の刃の主題歌で「痩せる腹筋ダンス」を踊れぇえええ!!(タビワダンス)
『鬼滅の刃』、大人気ですねー。
夫婦YouTuberとして「タビワダンス」というダイエットのためのエクササイズ動画を投稿しているのタビワライフさん。このご夫婦のエクササイズ、メッツの高い運動をしたい皆さんにはぴったりのコンテンツです。
子どもが大好きなので、このエクササイズを一緒にやってみよっと。