あなたが「得意な食材」は?血液型でわかる「消化・吸収の良い食材・悪い食材」
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あなたが「得意な食材」は?血液型でわかる「消化・吸収の良い食材・悪い食材」

2020年10月03日

同じ食べ物を食べても、人によって消化・吸収の効率は違う!?

しかも、その傾向が血液型でわかるというから驚きです。

なぜ、血液型で食材の消化・吸収効率が変わるのでしょうか。

『10代スポーツ選手のためのパーソナルフードトレーニング』(カンゼン刊)の著者で「みとまり」ことフードトレーナーの三戸真理子さんに詳しい話をうかがいました。

 

「みとまり」の3ポイントアドバイス!

・ポイント1 「消化効率の悪い食材」を食べ続けると体調不良の原因になる

・ポイント2 得意な食材と苦手な食材の傾向は「血液型」でわかる

・ポイント3 朝食は消化酵素たっぷりの「果物」を最初に食べよう

 

あなたの不調は食事が原因かもしれない!?

 

──「日々の食事が健康に大きく関わっていること」は周知の事実ですが、何がどう重要かと尋ねられたら、具体的に答えられない人は多いと思います。

 

みとまり:はい、そうなんですよね。食事はちょっとした体調不良にも関わっている場合があるので、食生活の見直しはとても大切です。たとえば、少し疲労感がある、日中に眠くなる、お腹を下しやすい…など、病院に行くほどではないものの、胸を張って『元気です!』と言えないときってありませんか?

 

──ありますね。おそらく編集部を見回しても、健康に自信を持っている人は少数派ではないかと……(笑)。

 

みとまり:私はフードトレーナーとして、そうしたささやかな体調不良の原因においても『食生活』に注目し、解決に導くためのお手伝いをしています。そもそも、私たちが生きていく上で欠かせない栄養素は、糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルの5種類です。これらは『五大栄養素』として広く知られているので、小学校の家庭科の授業でも習ったと思います。五大栄養素は食べ物から摂取する必要があり、だからこそ「バランスの良い食生活を心掛けましょう」と言われるんです。しかし、同じ食べ物を同じ量食べたからと言って、同じ分だけ栄養素を摂取できるとは限らないんですよ。

 

──人によって摂取できる栄養素の量が違うんですか!? 毎日バランスの良い食事を意識することすら難しいのに…。なぜ、摂れる栄養にバラつきが出るのでしょうか?

 

みとまり:それは、人それぞれに「得意な食材」と「苦手な食材」が存在するからです。

 

 

 

人によって食材の消化・吸収の効率は違う!

──「得意な食材」と「苦手な食材」とは、好き嫌いのことですか?

 

みとまり:実は、単純な好き嫌いの話ではないんです。人によって効率よく消化できる食べ物は異なります。消化効率が変われば、その食べ物に含まれる栄養素の吸収率も変わってしまいます。たとえば、2人が同じ量のバナナを食べたとしても、バナナが胃の中で消化されるまでにかかる時間や、バナナに含まれているビタミンや糖質などの栄養素の吸収率は異なるのです。つまり、より効率的に消化・吸収できる食材が『得意な食材』、消化・吸収に時間とエネルギーが必要な食材が『苦手な食材』というわけです。

 

──なるほど。しかし、それがどのように体調不良へとつながるのでしょうか。

 

みとまり:苦手な食材ばかり食べ続けていると、消化・吸収に余分なエネルギーを費やし、その分疲労が溜まりやすい体になってしまいます。その結果、目覚めの悪さや倦怠感、睡眠不足といった体調不良を引き起こす恐れがあるのです。逆に、得意な食材を多く食べれば、消化・吸収に使っていたエネルギーをほかへ生かすことができ、睡眠の質や集中力の向上などの良いパフォーマンスへと転化することができるんです。

 

──つまり、せっかく摂ったエネルギーが有効に使われていない可能性がある、ということなんですね。

 

みとまり:はい。極端なたとえですが、ちょっと食べ過ぎた翌日って、体がだるかったり、胃腸が疲れていたりする感じがしますよね。それは、消化や吸収に対してエネルギーがたくさん使われたサインなんです。この程度の症状だとなかなか自覚しにくいと思いますが、アスリートのように常に最高のパフォーマンスを求める人にとっては、こうしたささやかな問題も排除していく必要があるんですよ。

 

血液型を参考に食材の得意・苦手の傾向を知る

 

──自分の「得意な食材」と「苦手な食材」を知ることの大切さは理解できました。しかし、どうやってそれらを知っていけばいいのでしょうか?

 

みとまり:大きなヒントとなるのは「血液型」です。

 

 

 

──血液型ですか!? なんだか「血液型占い」のような非科学的な印象を受けてしまいますが…。

 

みとまり:よく聞かれるご質問です(笑)。実は、きちんと研究結果が出ているんですよ。
血液型は、簡単に説明すると赤血球の型で区別されています。いつ、どのように血液型の区別が生まれたかは諸説ありますが、O型がもっとも古く、次にA型、最後にB型とAB型が生まれたとする説が有力です。各血液型が生まれた時代によって、何を食べていたのかという傾向が異なります。その傾向によって、得意・苦手な食材が生まれ、私たち子孫に引き継がれているのです。
たとえば、もっとも古い血液型であるO型の性質は、狩猟民族の時代に遡ります。動物を狩って暮らし、肉が主食だったことから『肉類全般が得意』という傾向があります。人間は『アルカリホスファターゼ(IAP)』と呼ばれる肉の消化酵素を持っていますが、このIAPをもっとも多く体内に保有しているのがO型なんです。

 

──血液型によって食生活のルーツが異なるとは…。とても興味深い話ですね。

 

みとまり:血液型ごとの特徴や得意・苦手な食材など、それぞれの傾向は下の表でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。ちなみに、苦手な食材はアレルギーとは異なります。もしも苦手な食材を食べたとしても、発作を起こしたり高熱が出るなどの激しい反応はほとんどありません。とは言え、すでに説明した通り苦手な食材は、その人にとって消化・吸収の効率が悪い食材です。食べ続けることで些細な疲労を感じる機会が増えるかもしれないので、自分が何を食べたときに調子が良くなるのか・悪くなるのか、把握しておくことが大切です。

 

『10代スポーツ選手のためのパーソナルフードトレーニング』(カンゼン刊)より引用

 

──自分の血液型に合った食材を積極的に摂取すれば、健康にグッと近付くんですね!

 

みとまり:その通りです。しかし、注意点が1つあります。それは、血液型による食材の得意・不得意は『あくまでも傾向の話』ということです。血液型が発生したとされる時代は、同じ種族間で子孫を残してきました。そのため、別の血液型が生まれる可能性は低く、血液型による食材の得意・不得意の傾向は現在よりも顕著だったと考えられています。しかし、現代人は混血化が進み、血液型だけで何が最適な食事なのかを判断することができません。

 

──たしかに、しばしば日本は「農耕民族」と呼ばれることがありますが、A型以外にO型も多いですし、B型やAB型の人もいます。

 

みとまり:そうですよね。そこで、私がフードトレーナーとしてアスリートの食事を指導するときは、血液型以外に、生活習慣や食習慣、利き手・利き足など、さまざまな要素を入念にヒアリングした上で、摂取すべき食材を判断し、勧めています。しかし、いずれにしてもパーソナルフードトレーニングを行う際の入口として、私は必ず最初にアスリートの血液型を尋ねています。あくまでも傾向に留まりますが、その傾向を掴むために欠かせない要素が血液型なんです。

 

朝食時は最初に果物を食べると消化・吸収の効率がアップ

 

──次回からみとまりさんには、具体的に各血液型の特徴や得意な食材・苦手な食材についての解説と、合わせてオススメの朝食レシピをご紹介していただく予定です。よく聞く話ですが、やっぱり朝食って大事なんですか?

 

みとまり:とても大事です!『一日のスタートに摂取する栄養素』という意味でも重要ですし、これまでご説明してきた通り『どのような食材を摂取するか』も大切です。気づかずに苦手な食材ばかりを朝食で食べていたら、消化・吸収に余計なエネルギーを費やし、日中のパフォーマンスが上がらない可能性がありますからね。

 

──しかし「朝からしっかり料理するのは面倒」という人も多いかもしれません。

 

みとまり:その気持ちはわかります(笑)。ですから、極力手間をかけない朝食メニューをご紹介しますので、ご安心ください。なお、どの血液型においても、私は朝食時に『果物』から食べることをお勧めしています。果物にはさまざまな酵素が含まれていて、それらを腸に取り込むことで腸の働きを目覚めさせてくれます。腸の働きが活発になれば、その後に食べる物を迎えやすくなります。
食べる果物は好きな物で構いませんが、旬の食材は栄養豊富なので、これからの季節はりんご、梨、柿などがお勧めです。より効率的に消化・吸収を行うため「朝食は果物から食べる」、ぜひ実践してみてください。

 

インタビュー

フードトレーナー みとまり(三戸真理子)

福岡県出身。学生時代よりスポーツ医学を学ぶ。 2008年よりドイツ、アメリカなどでパーソナル栄養学の現場修行、および血液栄養の研究に携わる。2014年、フードトレーナーとして独立。プロフェッショナルのパフォーマンス向上に繋がる食事の提案を得意とし、栄養分析、エネルギー分析なども行いながら、日本初の、遺伝子や血液タイプに合わせた食事の提案も行う。ポジティブで、パフォーマンス良く、健康であり続けるための食事を、予防医学の観点からアプローチしサポートしている。プロサッカー選手(Jリーグ所属)やオリンピック競技者、女優、モデル、経営者の方々へ、ライフスタイルに合わせたパーソナライズされた食生活を提案。その他、スポーツ関連企業のコンサルティング、お弁当やお菓子の商品開発のサポート及び監修も行う。
著書『10代スポーツ選手のためのパーソナルフードトレーニング』(カンゼン刊)

HP:みとまり 
Instagram:@mitomari.food

 

【話題の本】

パーソナルフードトレーニング 10代スポーツ選手のための 最先端の栄養学に基づく新しい食事バイブル

  • 作者: 三戸真理子(みとまり) 
  • 発行元:カンゼン
  • 発売日: 2020/6/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

この記事を書いた人