食物繊維で体の内側から整えよう!おいしく摂取して内側から健康になろう♪
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食物繊維で体の内側から整えよう!おいしく摂取して内側から健康になろう♪

2023年08月28日

実は食物繊維が慢性的に不足しがちなことをご存じでしょうか。
成人は(18~64歳)で男性21g以上、女性18g以上とされているのですが、摂取平均は14gとやや足りないのが現実のようです。
では、目標量を摂取するためにはどうすればいいのか、どんな食材に食物繊維は含まれているのかなどを解説していきます♪


食物繊維とは?


厚生労働省によると
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。
と示されています。

たんぱく質・脂質・炭水化物などは、消化管の中で消化酵素によって分解(消化)され、小腸から体の中に吸収されていきます。
一方で食物繊維はこの消化酵素の作用を受けずに小腸を通過して、大腸まで達する成分や水に溶けないセルロースやリグニン、水に溶けるペクチンやアルギン酸などの成分があります。
さらに消化されにくい性質を持ったデンプン(難消化性デキストリン)、オリゴ糖などの成分も含まれます。
はたらきとして便の体積を増やす材料となる・大腸内の環境を改善する腸内細菌に利用される菌を増やすことなどが挙げられます。

また、食物繊維というと繊維という言葉から、細い糸のような、スジ状のものをイメージしがちではないでしょうか。
しかしネバネバするものから、水に溶けるものまで多くの種類があります。
また、特定保健用食品で「おなかの調子を整える食品」として認められている成分の多くが食物繊維なのです。

【次ページ】水溶性と不溶性