【動画】年齢太りを解消!代謝がアップする「太もも前の筋トレ」で下半身の筋肉を鍛えよう
2020年05月24日NODOKAの美BODYエクササイズ#4「太もも前の筋トレ」
年を重ねるごとに気になるのが、体型の変化。
昔と比べて「太りやすくなった」「お腹が出てきた」と感じることはありませんか。
年齢に伴って太る一番の理由は、筋肉が減って代謝が下がることなのです。
そこで今回は、代謝がアップする太もも前の筋トレをご紹介します。筋トレで代謝を上げ、年齢に負けない引き締まったカラダを作っていきましょう。けっしてすぐに脚が太くなったりはしないので、安心して行ってください。
年齢太りを解消するには、下半身の筋肉を鍛えて「代謝をアップすること」がポイント
年齢による体のたるみやポッコリお腹を解消するには、下半身の筋肉を鍛えて、代謝を上げることが大事です。横浜のパーソナルジム「Hi美scus」でボディメイクを担当しているNODOKAさんにポイントを聞きました。
「筋肉が減り代謝が下がることで、太りやすいカラダになってしまいます。年齢とともに弱っていくのは主に下半身の筋肉です。とくに膝を伸ばすために働く太もも前の大腿四頭筋は、全身でpもっとも大きな筋肉。大腿四頭筋を鍛えることで代謝が上がれば、体脂肪が減って体が引き締まります。もちろんお腹も凹みますし、体力の衰えを防ぐこともできますよ」
1.膝立ちになり、足の指を反らせる
それではさっそくエクササイズしてみましょう。
▲床に両膝を着いて膝立ちになり、足の指を反らせて座ります
2.両腕を交差し、上体を後傾させる
▲かかとの上にお尻を乗せます。背すじを伸ばしたまま上体を後傾させ、両腕を胸の前で交差します。床が硬い場合は、膝下にクッションなどを置いてください
3.後傾姿勢のままカラダを引き上げる
▲後傾姿勢を保ったまま、息を吐きながら両ひざを伸ばしてカラダを引き上げます。前傾しながら起き上がると、太ももに効かなくなるので注意してください
4.息を吸いながら元に戻る。10回繰り返す
▲息を吸いながら2~5秒かけてゆっくり元に戻ります。これを10回繰り返します。太もも前の伸びを感じ、呼吸をしながら行ってください。これで1セット終了です。慣れてきたら3セット繰り返してください。毎日ではなく、週に2〜3回行いましょう
呼吸を止めると血圧が上がりやすので、意識して呼吸をしてください。
負荷が強く感じる場合は、動作を小さくして行ってください。
太ももを鍛えると階段の上り下りも楽になる
年を重ねるごとに気になるボディラインの崩れは、太もも前の筋トレを行うことで解消できます。一番減りやすい下半身の筋肉を鍛えると、代謝が上がってカラダが引き締まりますし、日常の歩行や階段昇降もラクになります。
今回ご紹介した太もも前の筋トレは、スポーツジムに通わなくても自宅で簡単にできます。
毎日行う必要はなく、週に2〜3回で効果が得られますので、隙間時間に試してみてはいかがでしょうか。自宅トレーニングを習慣化し、健康的で美しいカラダを目指しましょう。
【関連書籍】
『今日から自宅がジムになる 宅トレ』
著者:坂詰真二 発行所:(株)カンゼン 価格:1,540円(税込)
出演:川合のどか
幼少期よりバレエダンスに励む。日本体育大学卒業後は、エアロビクスインストラクターや子供向けの言語・運動療法指導などの経験を経て、パーソナルトレーナーへ転身する。MJカンパニー公認美療メディセリスト、NSCA公認パーソナルトレーナー、ローフードマイスター1級。ダイエットを含むボディーメイク、筋膜リリース・食事指導に精通している。
Instagram:nodoka.k
監修:坂詰真二(さかづめ・しんじ)
NSCA認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。同協会認定パーソナルトレーナー。「ポーツ&サイエンス」代表。横浜市立大学文理学部卒。株式会社ピープル(現コナミスポーツ)で教育担当職を歴任後、株式会社スポーツプログラムスにてアスリートへのコンディショニング指導を担当。1996 年に「スポーツ&サイエンス」を興し、指導者育成、各種メディアを通じての運動指導などで活躍中。『坂詰式正しい筋トレの教科書』『パートナー・ストレッチ』など著書多数。
公式ブログ:トレーナー坂詰真二のスポーツ&サイエンス
撮影協力:Hi美scus