【保湿・美白・エイジングケア】化粧品に配合されている美容成分を徹底解説
2023年08月29日「化粧品を色々試しても、なかなか自分に合うものが見つからない」と悩む人は少なくありません。その悩みは実は、自分の肌質に合った美容成分を選べていないからかもしれません。本記事では、肌のお悩み別に有効な美容成分の特徴や効果を紹介します。ぜひコスメ選びの参考にしてください。
化粧品には何が入っている?
化粧品の中にはさまざまな成分が含まれていますが、主な成分は美容成分と基剤、品質を保つための成分の3つです。肌に合った化粧品を選ぶためには、特にこの美容成分に着目しましょう。
美容成分とは
美容成分とは、ニキビや乾燥、シミ、シワなどのお肌のトラブルに効果が期待できる原料のことです。美容成分が含まれている化粧品は、普通の化粧品と医学部外品の2種類あります。医薬部外品の場合、有効成分が規定量入っていて、効果や安全性が認められると厚生労働省の承認を受けたものが該当します。普通の化粧品ももちろん美容成分が配合されていますが、医薬部外品の承認は得ていません。医薬部外品はパッケージに必ず「医学部外品」もしくは「薬用」と記されているので、注意して見てみましょう。
スキンケア化粧品の種類
スキンケア化粧品といっても、その種類や役割は異なります。ここでは、スキンケア化粧品の種類についてチェックしていきましょう。
化粧水
化粧水は、肌に水分や潤いを与えることが主な目的です。成分は水と水溶性成分が90%近くを占めています。近年では美容成分が配合されるものも増え、美白やエイジングケアなど、目的別に選べるようになってきています。
乳液
肌に水分と油分をバランスよく与えてくれるのが乳液の役割です。日中使用するものには、日焼け予防の効果がプラスされているものもあります。美容成分だけでなく、水溶性と油性の両成分が入っているため、それを混ぜ合わせる界面活性剤も配合されています。
クリーム
クリームは化粧水にフタをして水分の蒸発を防ぎ、肌に油分を中心に与えるために使われます。乳液より油性成分が多く含まれているのが特徴で、潤いを保つ効果が期待できます。美容成分が化粧水などと比べて多く配合されていることから、値段も高額になるのが特徴です。
美容液
美容成分がたっぷり入っていて、クリームやジェル状などさまざまなタイプがあります。美容成分の特徴を捉え、目的別に合わせて選ぶとより効果的です。
クレンジング
洗顔前に落ちにくいメイクを落とすことを目的に使います。オイル状などいくつかの形状があり、それぞれ洗浄力や使用感に違いがあるのが特徴です。洗い流すもののため、美容成分は少なめに配合されています。
洗顔料
水だけで落とせない汗や皮脂などの汚れを洗い落とすのが朝洗顔、肌に残ったメイク汚れを洗い流すのが夜洗顔の目的です。洗浄成分も弱アルカリ性や弱酸性のものなどさまざまで、こちらも洗い流して使うので美容成分は少なく配合されています。