眠りの質改善!香りや枕、寝室を工夫して眠れる環境にするオススメアイテム5選
2023年08月10日ベッドサイドにスマホが当たり前の時代、現代病として眠りが浅い、寝つきが悪いという人が急増しています。眠りの質が悪いと、健康面でも美容面でもデメリットばかり。睡眠の質改善のために、香りや枕を工夫して良質な睡眠へ導きましょう。本記事では、眠りの質を改善するための工夫や、オススメの香り&ピローグッズを紹介します。
良質な睡眠はなぜ必要?
暑さで寝つきが悪くなる夏は、睡眠の悩みが増えがちです。夜中に何度も目が覚めたり、眠りが浅くなったりすると、睡眠の質が悪くなります。睡眠の質が下がると、免疫力が低下してウイルスに感染するリスクが3倍以上高くなると言われています。また、睡眠不足で疲れが溜まると、交感神経が過剰に働き自律神経が乱れるのも問題です。こうなるとストレスも溜まり、成長ホルモンの分泌も低下するので汚肌の原因にも。つまり良質な睡眠をとることは、美容にも健康にも欠かせないのです。
良質な睡眠をとるための香りの取り入れ方
ぐっすり眠るためには、寝る前に心と体をリラックスさせることが大切です。心地よい香りをかぐことは、脳にリラックス効果を与えて質の良い睡眠へ導きます。ここでは、睡眠の質を高めるための香りの取り入れ方のポイントを3つ紹介します。
入眠儀式を設定する
寝入るまでに時間がかかる場合は、毎晩同じ香りをかぐなどの入眠儀式を設定してみましょう。リラックスする香りを選び、深呼吸して心を落ち着かせることをナイトルーティンにすると、体が寝るモードに切り替わりやすくなります。
バーチャル空間をつくる
気持ちがなかなか眠りに切り替わらない人は、香り以外にも視覚や聴覚も活用するのが手です。例えば香りをかぐときに、旅行で行きたい場所や自然の風景を見ながらヒーリングミュージックを流すなど、癒しのバーチャル空間を作ってみましょう。バーチャルで自分を別世界に飛ばせば、一気にオフモードに切り替えることができます。
プラスαで香りをキープ
寝るときにしっかり香りを感じたい人は、置き型の香りアイテムやアロマキャンドルなどのアイテムを取り入れてみましょう。キャンドルウォーマーなら、煙の発生や焦げの心配がないので安心です。枕元に置いておくと、香りを長く楽しめます。
眠りの質を高める香り6選
ここからは、眠る前に取り入れるとリラックスできるオススメの香りを6つ紹介します。精油やスプレーなど、自分の取り入れやすい方法で寝室にプラスしてみましょう。
ラベンダー
緊張や不安を解消し、リラックスして安眠状態に導いてくれるのがラベンダーの香りです。爽やかで優しい甘さが特徴で、ミストなどにして枕に吹きかけると睡眠の質が向上します。
イランイラン
ストレスなどにより、感情が揺さぶられて眠れないときは、イランイランの香りがオススメです。甘くエキゾチックな香りが、ストレスを和らげて心を癒してくれます。ホルモンバランスを整える作用もあるので、PMSや肌荒れなどの女性特有のトラブルにも役立ちます。
ゼラニウム
ゼラニウムの香りはホルモンや神経のバランスを整える効果が期待できます。ほんのり自然を感じる甘く濃厚な香りが特徴。ストレス緩和やリラックス効果もあるので、睡眠の質改善にもピッタリです。
サンダルウッド
ネガティブな感情を鎮めて穏やかな気持ちに導いてくれるのが、サンダルウッドの香りです。甘く温かみのあるウッディな香りで、ヨガや瞑想などに用いられることも多くあります。血流促進効果も期待できるので、冷えやむくみ改善にもオススメです。
ヒノキ
疲れている日の癒しには、落ち着きや心地よさを与えてくれるヒノキの香りを取り入れてみましょう。厳かで優しい森林の香りが特徴で、自律神経を整えリラックスした状態へ導いてくれます。
ネロリ
落ち込んでいる夜に安心を与えてくれるのが、柑橘の爽やかさとビターさを兼ね備えたネロリの香りです。癒し効果のほかにも、肌のターンオーバーを促進させる作用や保湿効果があるため、アンチエイジングにも◎。
睡眠の質を改善する枕の選び方
枕は本来、寝たときにできる首の後ろのくぼみを埋めるもの。そのため、いかに首が楽であるかがポイントとなります。眠りやすい枕の上限はまず、幅が60cm以上あること。首をしっかり休めるためには頭だけ乗せるだけでは不十分で、肩から乗せることを意識しましょう。衛生面や安定性を考え、通気性が良く軽すぎないものを選ぶことも重要です。