「バランスのいい食生活」こそ肥満の原因に?糖質を摂らない方がいい理由を「ガチ速“脂”ダイエット」著者に聞いた
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「バランスのいい食生活」こそ肥満の原因に?糖質を摂らない方がいい理由を「ガチ速“脂”ダイエット」著者に聞いた

2020年09月10日

糖質を完全に断つことで、運動性能も上がる

――糖質を摂らないことを徹底しながら、サプリで栄養素を補完するんですね。

 

金森:ともあれ、肥満はさまざまな疾病の原因です。肥満になることで、健康面でもあらゆる負の連鎖を呼びこみます。

 

▲『運動ゼロ 空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』より引用

 

――美容のためだけじゃなく、肥満を解消し、健康になるためにもダイエットは必要ですよね。ただ、厳密すぎる断糖はかなりキツイと感じる人が多い気もします。「ゆる糖質制限」というか、ゆるくやる方法っていうのはないのでしょうか。

 

金森:残念ながら、ないですね。糖質を少しでも摂れば、糖新生が働いてカラダの筋肉のアミノ酸が分解されて使われるので、筋肉量が減少するからです。なので、家庭でパートナーがそれをやらない場合にどうするか、子供にどうするかっていう問題はあります。子供は給食があるから、どうしても糖質を取らざるを得ないですし。

 

――給食には糖質は必ずありますよね。糖質もバランスよく適量を摂った方がカラダの調子は上がるのでは?

 

金森:スポーツの世界でもテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチが完全にグルテンを切ったことで、運動性能が上がって、世界ランキングにいったじゃないですか。
たとえば小麦って、そもそも自然なものじゃないんです。小麦自体がすでに遺伝子操作をかけてるもので、本当の小麦の原種でもないのです。

 

 

――それはそうなのかもしれないのですが、どうしても「バランスのよい食生活」という固定概念が抜けなくて……。

 

金森:ほとんどの日本人の歯並びが悪いのも、歯周病になるのも、農耕のせい。農耕が始まる前の時代のヒトの骨格を見ると、親知らずまで直立して完全な形で残っています。そういうと「でも、昔の人のほうが寿命が短いじゃないか」っていう人がいますが、それはぜんぜん違うんです。

 

▲引用図表:LIFE HISTORY PARAMETERS OF HUMAN HUNTER-GATHERERS AND CHIMPANZEES

 

金森:いまは抗生物質によって寿命が大幅に伸びただけで、乳児の5歳までの死亡率が非常に高くこれを現代の幼児死亡率に揃えると20〜30%グラフは上方に移動して3割以上が70歳まで生きます。
昔のヒトも一定数は80歳くらいまで生きてました。しかも健康に。今の日本人は80歳まで生きるけど、人生の最後は健康に過ごせなくて病院でなくなる人も多いです。

 

糖質を摂っていないからシミもできない

 

――ダイエットのためだけじゃなく、健康のことを考えても、断糖高脂質食のほうが断然いいと。

 

金森:そう、今の人間って汚れきってるんですよ。人類学者ヴァイパー・クリガン=リードは、椅子に座ること、靴を履くことはギブスを装着することに似て、体を固定することによってヒトのカラダに異変がでるって言ってますけど、要は「負荷がかかり過ぎてる」んです。
椅子に座っているという姿勢自体が、そもそもサバンナに人類がいた時代にはないものです。椅子って昔は玉座だけだったから、一般の人が座りだしたのって、たぶん産業革命の進展した18世紀から19世紀以降のこと。

 

――「座る」こともカラダに負担をかけている……。

 

金森:靴の影響もありますね。たとえばギブスをずっとはめてたら、その部分の関節は動かなくなるじゃないですか。そうして可動域をつぶしてる可能性がある。

 

――本来の人間の姿を考えた方がいいということですね。

 

金森:あとは、日光。屋内のガラス越しだと、たとえ日向でもビタミンDの生成ができなかったりもするんですよ。あくまで直射日光じゃないとダメ。陽が当たってるからビタミンDが生成されるかといったら、されないんですよ。

 

――日光といえば、先ほどからもうひとつ気になっていることがあって、金森さんって年齢のわりにお肌がすごく色白で、しかもつるつるですが、これも断糖高脂質食の効果なのでしょうか。

 

金森:メイラード反応がないからですね。メイラード反応っていうのは、糖とアミノ化合物を加熱したときなどに見られる、褐色物質を生み出す反応のこと。基本的に糖質を摂っていないから、シミとか肝斑とかができないんです。

 

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